フジテレビとライブドアを想う ~その壱~

皆さんもご存知の通り最近はどのテレビ、週刊誌を見ても
ニッポン放送株をめぐるフジテレビとライブドアの話題で持ちっきりだ。
なんだか一視聴者・読者としてはそろそろ飽きてきた感もあるが、
そもそもなんでここまで大きくなったのだろう・・・

僕自身が当初このニュースを知った時は、もちろん驚いたが、
ある程度は理解できる範囲内であった。過去のブログにも書いたが
インターネット業界はその市場規模を着々と拡大しており、それは
数ある産業・業界を探しても珍しいくらいだと思う。ライブドアもその恩恵
を受けている会社だろう。(恩恵というとluckな要素が大きいが
もちろん彼らは相応の戦略と、それを実行できる高い能力を持っている
のは言うまでもありません、、念のため)。

ここからは僕個人の考えだが、インターネットは「箱=数字だけで見る規模」
という意味では成長しているが、「中身=コンテンツ」という意味では
正直充実していないと思う。おそらく皆さんがよく使われるであろう
Yahoo!もそのニュース元は既存の新聞社や通信社から提供を受けており
コンテンツ(中身)に関してはまだ既存のメディアに拠る部分がかなり大きい。
(この点ではライブドアは自社で記者を持っており、コンテンツに対する
意識は高いと思う) 逆に、既存の放送局や出版社は良質のコンテンツを
たくさん持っているがインターネットに有効利用していないと思う。


大きな箱の中身をもっとも効率的に充実させる手段は、
既存のコンテンツを買い入れることだと思う。

それ故、今回ライブドアがニッポン放送株の取得に
至ったんだと当初は僕の中で理解していた。

しかし色々ニュースを見ているうちに、ライブドアの本当の目的が
はっきり分からなくなっているのが今の僕の正直な気持ちだ

TBS(毎日)、日本テレビ(読売)、テレビ朝日(朝日)、テレビ東京(日経)
の中でも


何故フジテレビ(産経)なのか

何故その手段としてニッポン放送株取得を選んだのか



仮に業務提携が目的であれば


何故交渉の場として業務提携を持ちかけなかったのか


一般人の僕からするとさっぱりです(分かる人は分かるのかな・・)。

なんだか、書きたいことがあふれてきたので今回はここで一時中断して
次回のテーマに持ち越します。。


nackmotor

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